トークインタビューや宅録の歌録りなど、レコーディングし終わった後のボイスのノイズ除去って、結構大変ですよね。
ノイズ除去の処理をプロに任せると、どんな作業をするんだろう?と気になる方も多いと思います。
今日はプロが行うノイズ除去・ノイズ対策について、チーフエンジニア佐藤の考えを少しお話します。
その1. プロでも取れないノイズは取れない
いきなりネガティブなお話になってしまいますが、どんな手段を使ってもノイズが取れない、音声差し替えも効かないというシチュエーションは起こり得ます。
そのため、収録時にノイズが入らないような工夫と、もし仮にノイズが入ってしまっても後から処理が可能かどうかのジャッジをする事はとても大事なのです。
もし後で消せないノイズが入ってしまった場合、エンジニア側から「このノイズは取れない可能性高いのでリテイクお願いしまーす!」と提案させて頂くこともあります。
このように収録の段階からノイズとの戦いはすでに始まっているのです。
その2. ノイズを消すとき、実はそれほど特殊なプラグインは使ってない
基本的には市販されているプラグインだったり、DAWのデフォルト機能を使っています。
ノイズ除去作業をされた事のある方なら、あーアレね、と思うものも多いです。
勿論、プロユーススタジオとしてそれなりにお高いものも取り揃えていますが…。
その3. 経験値と選択肢が勝負
エンジニアがノイズを見つけたとき、
「このタイプのノイズならプラグインは使わず波形編集でいけそうだな。・・・」
「無理だったらあのプラグインを使って、劣化するようだったらかけ具合を緩めて、・・・」
「それでも無理だったらあっちにしよう・・・」
くらいまで想像します。(個人差ありますが)
まず経験値として、
・どのプラグインがどういう効果をもたらすか、
・同じプラグインでも、プリセットやパラメーターを変えた時にどう効果が変わるか
を知っている事がとても重要だと思うのです。
そして、最初の選択肢がダメだった時の第二案、三案、四案…とより多くの選択肢を持っている事も大事なのです。
さて、実際のノイズ除去の具体例は別の機会に。
音声ノイズでお困りの際は是非一度Moonbow Musicまでご相談ください!
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